運動不足が腰痛を悪化させる?簡単ストレッチ紹介
「デスクワークで一日中座りっぱなし」「運動する時間がない」「最近なんだか腰が重い」——そんなお悩み、ありませんか?
実は、運動不足は腰痛の大きな原因のひとつです。今回は、なぜ運動不足が腰痛を悪化させるのか、そして忙しい方でもできる簡単なストレッチを紹介します。
なぜ運動不足で腰が痛くなるの?
人の体は動くことでバランスを保っています。ところが長時間座り続けたり、運動をしない生活が続くと、以下のような変化が体に起こります。
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筋力の低下:特に体幹(腹筋・背筋)の筋肉が弱くなると、腰への負担が増えます。
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血流の悪化:筋肉が動かないと血流が滞り、腰回りの疲労物質が排出されにくくなります。
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姿勢の悪化:座りっぱなしは骨盤が後傾し、猫背気味に。これが腰痛を引き起こす原因になります。
つまり、体を動かさないことが、腰痛を「慢性化」させてしまう要因になるのです。
解消のカギは「ストレッチ」
激しい運動は不要です。大切なのは、日々の中で少しずつ体をほぐすこと。以下のような簡単ストレッチを、朝や仕事の合間、寝る前などに取り入れてみましょう。
【1】寝たままできる!ひざ抱えストレッチ
腰にやさしく効く基本のストレッチです。
やり方:
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仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せる
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両手で膝を抱えて、ゆっくり呼吸しながら20〜30秒キープ
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ゆっくり足を戻す
→2〜3回繰り返しましょう。
効果: 腰まわりの筋肉が伸びて、血流が促進されます。
【2】立ってできる!体側ストレッチ
仕事の合間におすすめです。
やり方:
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両足を肩幅に開いて立つ
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片手を頭の上にあげ、体を反対側へゆっくり倒す
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横腹が伸びているのを感じながら15〜20秒キープ
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反対側も同様に
→左右1〜2セット
効果: 背中〜腰〜脇腹の筋肉を緩め、姿勢改善にも◎
【3】椅子に座ったまま!ツイストストレッチ
座りっぱなしの方に最適。
やり方:
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背筋を伸ばして椅子に座る
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上半身をゆっくり右へひねり、椅子の背を軽くつかむ
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20秒ほどキープして、呼吸を忘れずに
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左側も同様に
→左右2セットずつ
効果: 背骨や腰まわりの柔軟性を高め、腰のこわばりを和らげます。
続けることが大切!
「ストレッチは一回だけやっても意味がない」と思われがちですが、継続すれば確実に体が変わってきます。ほんの数分でも、毎日少しずつ続けることが、腰痛改善への第一歩です。
それでも痛みが続くなら…
ストレッチをしても改善しない、または痛みが強くなる場合は、自己判断せず専門家に相談することが大切です。
ゆらぎ接骨院では、腰痛に対する施術はもちろん、姿勢・運動習慣のアドバイスも行っています。あなたの生活スタイルに合わせたケアをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
腰は“体の要”。大切にケアして、快適な毎日を過ごしましょう!