Blog記事一覧 > 10月, 2025 - ゆらぎ接骨院・鍼灸院の記事一覧
最近、首や肩のこり、頭痛、目の疲れを感じる方が増えています。
その原因のひとつとして注目されているのが「スマホ首(ストレートネック)」です。
あなたも知らないうちに、スマホ首になっているかもしれません。
◆ スマホ首とは?
スマホ首とは、本来なだらかに前へカーブしている首の骨(頸椎)のカーブが失われ、まっすぐになってしまった状態のことをいいます。
医学的には「ストレートネック」と呼ばれ、スマートフォンやパソコンを長時間使うことで起こる現代病の代表格です。
人の頭の重さは約5~6kgあります。
これはボウリングの球ほどの重さで、首が正しい位置にあれば問題ありません。
しかし、スマホを見るときのように頭を前に出す姿勢になると、首にかかる負担は急増します。
たとえば頭が15度前に傾くと、首には約12kgもの力がかかるといわれています。
その状態が長時間続くことで、首や肩の筋肉・関節・神経に負担がかかり、不調が起こるのです。
◆ スマホ首で起こる主な症状
スマホ首が進行すると、次のような症状が現れやすくなります。
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首や肩のこり・重だるさ
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頭痛やめまい
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目の疲れ、視力の低下
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背中や肩甲骨まわりの張り
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手や腕のしびれ
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猫背・巻き肩などの姿勢の乱れ
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集中力の低下や睡眠の質の低下
最初は「ちょっと疲れたな」という程度でも、放置すると慢性化しやすいのが特徴です。
◆ なぜスマホ首になるのか?
最大の原因は、長時間続く「うつむき姿勢」です。
スマートフォンを操作するとき、多くの人が顔を下に向け、背中を丸めているはずです。
この姿勢では、首の後ろ側の筋肉が常に引っ張られ、前側の筋肉は縮んだままになります。
結果として筋肉のバランスが崩れ、首の自然なカーブが失われていくのです。
さらに、運動不足や睡眠不足、ストレスも筋肉の緊張を強め、スマホ首を悪化させる要因になります。
最近では小学生や中高生でも、スマホ首の兆候が見られることも珍しくありません。
◆ スマホ首の予防と改善のポイント
スマホ首は、日常のちょっとした意識で予防・改善することが可能です。
以下のポイントをぜひ実践してみてください。
① スマホの位置を高く
スマホを目の高さまで持ち上げ、顔を下に向けすぎないようにしましょう。
目線だけを少し下げるくらいが理想です。
② こまめに休憩を入れる
30分に1回はスマホやパソコンから目を離し、首や肩を軽く回す・伸ばすなど、リセットする時間を作りましょう。
③ 正しい姿勢を意識する
耳・肩・骨盤が一直線になるように背筋を伸ばし、イスには深く腰をかけます。
骨盤を立てるだけでも、自然と姿勢が良くなります。
④ 枕の高さを見直す
高すぎる枕は、寝ている間も首を前に押し出してしまいます。
首のカーブを保てる高さを選びましょう。
⑤ 専門家のケアを受ける
すでに首こりや頭痛、しびれなどが出ている場合は、専門家の手で早めにケアすることが大切です。
接骨院では、姿勢・筋肉のバランスを整えることで、根本から改善を目指します。
◆ ゆらぎ接骨院のアプローチ
ゆらぎ接骨院では、スマホ首やストレートネックの改善に向けて、
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姿勢・動作のチェック
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筋肉・関節へのアプローチ
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自宅でできるストレッチやセルフケアの指導
を行っています。
「なんとなく首が重い」「肩こりが取れない」「姿勢が悪いと言われる」
そんなお悩みがある方は、ぜひ早めにご相談ください。
痛みが強くなる前にケアを始めることで、改善のスピードも早くなります。
◆ まとめ
スマホ首は、誰にでも起こりうる現代人の新しい体のトラブルです。
しかし、姿勢や習慣を少し変えるだけで、十分に予防・改善ができます。
首や肩の違和感を放っておかず、早めに対処することが健康な身体づくりの第一歩です。
つらい首こり・肩こりでお悩みの方は、「ゆらぎ接骨院」へお気軽にご相談ください。
あなたの身体を、根本から整えるお手伝いをいたします。