その目の疲れ、放置していませんか?〜眼精疲労の正しいケア法〜
パソコンやスマホを見る時間が長くなっている現代、多くの方が「目の疲れ」を感じています。
ただの疲れ目と思って放置していると、慢性的な頭痛や肩こり、不眠、自律神経の乱れといった全身の不調につながることもあります。
それが「眼精疲労(がんせいひろう)」です。
眼精疲労とは?
眼精疲労は、目を使ったあとに休息をとっても回復しづらい、継続的な目の疲れを指します。以下のような症状が出る場合は、眼精疲労のサインかもしれません。
・目が重く、しょぼしょぼする
・目の奥が痛い
・視界がかすむ、ピントが合いにくい
・頭痛や肩こりが頻繁に起こる
・集中力が続かない
このような症状は、単なる「目の使いすぎ」ではなく、筋肉の緊張や自律神経の乱れが関係しています。
目の疲れを引き起こす原因
眼精疲労の主な原因は、以下のような生活習慣にあります。
・長時間のパソコン・スマホ使用
・姿勢の悪さ(猫背・前かがみ)
・照明や画面の明るさが合っていない
・睡眠不足やストレス
・ドライアイ
特に、目と関係の深い首や肩の筋肉がこわばると、血行不良になり、目の酸素や栄養が不足しやすくなります。
正しいケア法①:目を「使わない」時間をつくる
仕事や作業中でも、1時間に1回は5〜10分ほど目を休めましょう。窓の外の遠くを見たり、軽く目を閉じるだけでもOKです。目のピントを調節する筋肉(毛様体筋)を休ませることが重要です。
正しいケア法②:ホットアイマスクや蒸しタオルで温める
目の周囲を温めることで、血流が良くなり、目の筋肉の緊張がほぐれます。市販のホットアイマスクや、蒸しタオル(ぬらしたタオルをレンジで温めて使う)を夜寝る前に数分当てるのがおすすめです。
正しいケア法③:首・肩のケアを忘れずに
目の不調は、首・肩の筋肉のこりが原因のことも多いです。接骨院での施術や、自宅での簡単なストレッチ、正しい姿勢の意識が大切です。肩を大きく回す、首をゆっくり回すといった簡単な動作を、こまめに取り入れましょう。
正しいケア法④:目の体操でリフレッシュ
目の筋肉をほぐす体操も効果的です。以下を1日数回行ってみてください。
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目をギュッと閉じて、パッと開ける(3回)
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目だけで上下左右、ぐるりと円を描く
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近くの物(30cm)と遠くの物(3m以上)を交互に見る(ピント調節)
これにより、目の筋肉が柔軟に働くようになります。
接骨院でできる眼精疲労ケア
ゆらぎ接骨院では、眼精疲労にアプローチするために、首・肩周りの筋肉の緊張を和らげる手技療法や鍼灸療法を行っています。
また、姿勢や生活習慣のアドバイスも行い、再発しにくい体づくりをサポートしています。
「なんとなく疲れが取れない」「いつも目が重い」と感じている方は、体の奥深くからのケアが必要かもしれません。ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
目の疲れは放っておくと、心身に悪影響を及ぼします。正しいセルフケアと、必要に応じた専門的なケアを取り入れて、健やかな目と体を保ちましょう。