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鍼灸のツボってなに? | 江東区・住吉で口コミ評判の接骨院・鍼灸院

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鍼灸のツボってなに?

2025.06.03 | Category: 鍼灸

今回は「鍼灸のツボ」について、皆さんにわかりやすくご紹介したいと思います。

鍼灸といえば、「ツボに針を刺す」「お灸を据える」といったイメージを持っている方が多いと思います。

でも「そもそもツボって何?」「本当に効果があるの?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

ツボとは?

「ツボ」とは、正式には「経穴(けいけつ)」と呼ばれる身体のポイントのことです。東洋医学では、私たちの体の中には「気(き)」というエネルギーが流れていると考えられており、その通り道が「経絡(けいらく)」と呼ばれます。

電車で例えると、「経穴」が駅で、「経絡」が線路になります。

ツボは全身に約360カ所以上あり、それぞれが特定の内臓や症状と関連しています。たとえば、「合谷(ごうこく)」というツボは手の甲にありますが、頭痛や肩こり、ストレスなどに効果があるとされています。

鍼灸でツボを刺激する理由

では、なぜツボを刺激するのでしょうか?
鍼(はり)や灸(きゅう)を使ってツボを刺激することで、身体のバランスを整え、自然治癒力を高めることが目的です。具体的には、血流を促進したり、神経や筋肉の緊張を和らげたりする効果があります。

例えば、腰痛に悩んでいる方には、腰の周辺だけでなく、脚や手のツボも刺激することがあります。これは身体全体の流れを見て、根本的な原因にアプローチする東洋医学ならではの考え方です。

ツボって本当に効くの?

「ツボって本当に効くの?」という疑問も多いと思います。確かに西洋医学の視点ではまだ解明されていない部分もありますが、ツボ刺激による鎮痛効果や自律神経の調整作用については、近年の研究で科学的にも一定の効果が示されています。

また、多くの患者さんが「鍼を受けたら肩こりが軽くなった」「お灸をしたら風邪をひかなくなった」等と実感されているのも事実です。

自分でもできるツボ押し

鍼灸院での施術に加え、ご自宅でもセルフケアとしてツボ押しを行うことができます。例えば:

  • 合谷(ごうこく):手の親指と人差し指の間。肩こり・頭痛・目の疲れに。

  • 足三里(あしさんり):膝のお皿の外側から指4本分下。胃腸の不調・疲労回復に。

指でゆっくり押して、少し「痛気持ちいい」と感じるくらいの強さで数秒間押すのがポイントです。ただし、体調や症状によっては逆効果になる場合もあるので、自己流でやりすぎないようにご注意ください。

まとめ

ツボは、東洋医学が長い歴史の中で培ってきた「体と心を整える知恵」です。
「なんとなく不調」「病院に行くほどではないけど辛い」そんな時こそ、ツボを意識した鍼灸治療が役立ちます。

ゆらぎ接骨院では、患者さま一人ひとりの体質や症状に合わせた鍼灸施術を行っております。お気軽にご相談ください。