【鍼灸の効果って】
鍼灸と言うと、ぎっくり腰や寝違えなどに効果あるとよく言われています。 実際、即効性がありますので、腰が曲がった状態で来院された方が帰る時には腰を伸ばして帰られる、という事もしばしばございます。
ヘルニアや坐骨神経痛などの、運動器疾患などに強いという事もありますが、様々な症状に対応できます。
鍼灸は江戸時代には主流の治療方法でした。当時は西洋医学がまだ入っておらず、漢方や鍼灸などが治療として民間にも広まっておりました。
奥の細道を書いた松尾芭蕉も、お灸をしながら旅を続けていたと言われています。
WHOでは鍼灸治療の適応疾患が発表されています。
運動器疾患から、頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、喘息、風邪、胃腸炎、胃潰瘍、糖尿、痛風、生殖・泌尿器・婦人科・眼精疲労、結膜炎、夜泣き、疳の虫、夜尿症など、もっと多くの疾患が鍼灸治療の対象としてあげられています。
様々な症状に対応できる鍼灸治療の可能性を、もっと広めることができたらと思っています。